お灸では死ねへん・・

昨日、灸をしていて患者さんとの面白いやり取りを思い出したので載せます。

患者さん:
最近、歳で耳も目も腰も具合悪くて、物忘れまでひどいし先生にお灸してもろて、火葬場に行く前に焼いてもらわんとアカンわぁ~!
80にもなったらアカンなぁ!
僕:
耳も目も年のせいやろうけど、呆けてはいないし、この腰痛じゃ死なんよ!お灸で焼くけど、お灸すると坐骨神経痛も治ってもっと元気になるよ!
患者さん:
いや!かなんわぁ~。ポックリ逝きたいのに。。。もう生きてるの嫌になるし、よろしぃ~わぁ~。
僕:
そんなん言わんともっと元気になろう!死ぬ病気は持っていないから。

とこんな会話があり、周りの患者さんも笑っておられました。こんな漫才みたいなやり取りがあるのは関西だけなのでしょうか。
見ていると、こう言う人ほど長生きされるんですよね(^^♪。
人の寿命は分からないものですね。

ところで、お灸の漢字の意味ってご存知ですか?
お灸は「久しい」の下に「火」と書きますよね。
久しい=長いことなどの意味があります。
長いことの火=お灸を続けましょう!と、いう意味があるそうです。
臨床の場でも、お灸は慢性型の腰痛、坐骨神経痛、五十肩など、しつこい痛みによく効きます。

写真左は灸のかたまり。これを捻って写真右のようにゴマ粒くらいの大きさにして、ツボや調子の悪いところに据えます。
熱いように思われますが、熱い油が飛んだように、一瞬チリっと熱く感じるくらいです。
これが良く効くんです。
補足ですが、首なんかに小さなイボができて気になってる方おられませんか?
コレ、お灸で取れます。
外科に行くとレーザーで焼いたりしますが、お灸も焼いても同じように取れるんです。
気になる方はご相談下さい!治療のついでに焼きますよ(^^♪

田島鍼灸
http://www.shinkyuin.com
〒650-0858
京都市東山区東大路五条上ル3丁目小島町581-6
(東山消防署南隣)
TEL:075-561-8669
※予約優先制

f:id:tajima977:20141031101608j:plain

f:id:tajima977:20141031101612j:plain